アニメスタジオGONZO制作、「ラストエグザイル‐銀翼のファム‐」千明孝一監督へのロングインタビュー(前編はこちら)。「ファム」の作品作りを通じてGONZO若手スタッフの育成を目指した千明監督。若手スタッフは「準備不足」と厳しい指摘をしながらも、自らも若い頃を省みる。自らもアニメーター職についた後に、大きな挫折を経験していたという。演出職への転向を希望するも、チャンスが得られなかったそのとき、“偉大な恩人”に出会ったという。「人を育てる自信はない」と語る監督が、たどりついた若手育成の方法とは――。 プロフィール――千明孝一監督 1959年生まれ。神奈川県出身。1979年にアニメーターとしてタツノコアニメ技術研究所に入所。劇場アニメ「ヴイナス戦記」(89年)で初演出後、マッドハウスOVA作品の監督経て、「青の6号」(98年)よりGONZOを拠点に活動。主な監督作品に、劇場アニメ「ブレイブ ス
![「GONZOブランド」を背負って立つアニメ監督の決意【後編】 (1/5)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b98d6c4528eb0efee35bebb38f39e4ff84141b4e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2009%2F07%2F22%2F283038%2Fl%2F84e48c1741bf2010.jpg%3F20200122)