東芝テックが販売している「ARESPO」(エリスポ)という無線LAN構築システムは、「漏洩(ろうえい)同軸ケーブル」(LCX)と呼ばれるケーブルを使用している。無線LANルーターから発せられるWi-Fiの信号を、長いケーブルを通して遠くに伝達しつつ、同時に等間隔でケーブルに開けられた穴から電波をわざと漏らし、ケーブル付近で電波の送受信が行える機能を持たせたものだ。
「無線LANケーブルってなんだ」「ケーブルがあるのか無いのか、どっちなんだ」──Wi-Fiで使われている暗号化技術「WPA2」にセキュリティ上の弱点が見つかった問題を発端に、ネット上では“無線LANケーブル”と呼ばれる謎のケーブルが話題だ。実在しないはずの矛盾した名称にネットユーザーの笑いを誘っているが、実は無線LANケーブルと呼んでも、ある意味間違いではなさそう……な製品が実在する。 「無線LANケーブル」話題のきっかけは 10月16日早朝、Wi-Fi(無線LAN)で利用される暗号化の仕組みに脆弱(ぜいじゃく)性が見つかったという情報がTwitter上で出回ったところ、「安全性を考え(ネットには)有線LANで接続したほうがいいのでは」という声がネット上に挙がっていた。そんな中、半ばジョークで「フリマアプリ『メルカリ』には、商品名に“無線LANケーブル”と書かれた商品が出品されているぞ」と
さて、今回はとあるルータにまつわるお話。 Aterm病? 昔のNEC製の一部のルータを使った経験のある者の間ではいわゆる「Aterm病」と言われる症状が(たぶん)有名である。 その名前の通り、Atermという名前のついた種類のルータで起きる不具合(仕様?)だ。*1 その具体的な症状は、ネットワークが頻繁に切れるというもの。*2 その原因と対策について簡単に記す。 原因 ネットワークが切れたときにルータのログを見てみると、 NAT TX-ERROR List Create Error という文字がたくさん並んでいる。 これはNATテーブルが溢れているというエラーである。 NATについてここでは詳しく書かないが、NATテーブルというのはいわゆるプライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスの変換規則を保存するテーブルである。 一般的なルータではNATテーブルが一杯になったらNATテーブルにあ
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