PSY・S(サイズ)と言うバンドは語りにくい存在だ。 デビューが1985年、まだJ-POPという言葉もなかった時代。活動のピークは90年代の初頭までで、渋谷系がはやる前。そんな時代の狭間。半角文字と全角文字が混じったInternet時代に記述しにくい名前(笑)。今聴いてもクオリティはもちろんオリジナリティの高さは驚くべきほどだ。音の感触は明らかに80年代なのに、個性の強い音はそういうカテゴライズをはみ出してしまう。 たまにPSY・Sの事が話題に出ても「代表曲がアニメ『シティーハンター2』の主題歌の『Angel Night』で〜」と言われることに個人的には違和感を感じる。私にとってはそんな引っ掛かりをずっと持ち続けている存在だ。 私がPSY・Sを初めて聴いたのは、FM大阪の「ポップ・ミュージック・ステーション」という番組。毎週月曜から金曜まで、夕方に放送されていた番組だった。USから連れて来
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