2008年のインディーズデビュー以来、コンスタントに5枚のミニアルバムを発表してきたSAWAが、ついに初のフルアルバム「Welcome to Sa-World」を完成させた。 作詞のみならず、作曲・編曲にも自身が携わることで、SAWAというアーティストのパーソナルな部分が大きく反映された本作。ナタリーPower Pushでは、このSAWAの作り上げた世界=“Sa-World”がどのようにして誕生したのか、彼女の心の奥にひそむ真の“Sa-World”を探るべく話を訊いた。 取材・文/臼杵成晃 イラスト/SAWA 庭にはバラが咲いていました ──今回のアルバムは、タイトルにも“Sa-World”とあるとおり、これまで以上にSAWAさんのパーソナルな部分が前面に押し出された作品だなという印象を受けました。その結果……非常にストレンジなアルバムに仕上がっていますよね。 アハハハ。そうですか? ──