ウンピョウはアジアのネコ科動物で雲のような毛の模様から「雲豹」の名が付いた。野生のウンピョウはめったに見ることができず、その生態にはまだ謎の部分が残っている。インドネシアの熱帯雨林からネパール山脈のすそ野までのアジア地域一帯で狩りをしながら生息している。個体数に関する情報は乏しいが、絶滅危惧II類に指定されている。 食性: 肉食、体長: 胴体 最大 1 メートル; 尾 最大 1 メートル、体重: 最大 23 キログラムくらい。多くのネコ科動物は木登りを得意とするが、中でもウンピョウはトップクラスに位置する。大きな前足と鋭いツメを器用に使って大きな枝に逆さまにぶら下がることすらできる。足は短く力強い上、うしろ足首が回転するようになっているため、まるでリスのように頭を下向きにして高い場所から下りることができる。さらに視力が非常に良いため、距離を正確に図ることができ、長いしっぽはバランスを保つた