富山県立大学と金沢大学の合同の研究グループが、処理されていない下水から新型コロナウイルスを検出することに国内で初めて成功したと発表しました。下水に含まれるウイルスの量の変化を見ることで、感染拡大の兆候を察知することが期待できるということです。 富山県立大学と金沢大学の合同の研究グループでは、下水を富山県と石川県の処理場で採取し新型コロナウイルスを検出する研究を進めてきました。 そして今回、処理されていない下水から新型コロナウイルスを検出することに成功したということです。 同様の調査は感染の第2波、第3波に備えて全国20以上の自治体の処理場でも進められているということですが、処理されていない下水からの検出に成功したのは国内で初めてだということです。 富山県立大学の端 昭彦講師によりますと、安定的な検出にはさらに時間がかかりますが、今後、下水に含まれるウイルスの量の変化を見ることで感染拡大の兆
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