五輪「人の流れ抑制が鍵」 入国選手ら、影響限定的か―東大准教授ら試算 2021年05月31日07時03分 【図解】東京都内の新規感染者数予測 東京五輪開催時に新型コロナウイルスの感染拡大がどう進むかの試算を、東京大大学院経済学研究科の仲田泰祐准教授らが30日までにまとめた。選手や大会関係者らの入国が東京都内の新規感染者数増に与える影響は限定的だが、国内での人の流れの増加が大きく影響するという。仲田氏らは、パブリックビューイングなどによる人の流れをいかに抑制するかが重要と分析している。 観客入り五輪開催に意欲 感染対策をアピール―菅首相 東京五輪は7月23~8月8日、東京パラリンピックは8月24~9月5日に開催される。選手約1万5000人、大会関係者約7万8000人などが各地から入国する予定。試算では、選手や大会関係者、報道陣ら計10万5000人が入国し、半数が新型コロナワクチンを接種済みで