津島地区の住民が総出で番組作りに協力したDASH村。原発事故後は原則的に立ち入りはできず、門が閉ざされたままだ=大塚卓也撮影 東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域に指定された福島県浪江町津島地区の通称「DASH村」について、政府が再生を支援する方向で検討に入った。原子力災害現地対策本部長の高木陽介副経済産業相が12日、浪江町の馬場有町長と東京都内で会談し、復興の端緒が見えない帰還困難区域の農業再生と風評被害克服のシンボルとして「復活させたい」との考えを伝えた。【大塚卓也、土江洋範】 関係者によると、高木氏は11日にも年始のあいさつ回りで地元新聞社2社を訪れ、DASH村を体験農園や復興記念館の形で再生させるアイデアを披露し、「5年後をめど」と時期を示した。村再生に向けて近く町や県と協議を始めるという。
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