周南市の徳山駅ビル建て替えに絡み、市が核施設となる図書館の運営について、レンタル大手「TSUTAYA(ツタヤ)」の企画会社を連携事業者にしたことに対し、同市の住民団体は20日、是非を問う住民投票を求めて、11月から署名活動を行うことを決めた。 計画によると、新駅ビルは3階建てで、2018年度の開業を目指している。図書館運営について、市は13年秋、ツタヤを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と連携することで合意した。 署名活動を行うのは、20日に発足した「県オンブズマン市民会議」。民間企業への委託は利益優先で図書館運営になじまないとして、有権者の50分の1の署名を集め、木村健一郎市長に住民投票条例の制定を直接請求する方針を決めた。