信頼回復を誓ったばかりの大手企業の不正が、三たび明らかになった。鉄道や船舶などに使われる「防振ゴム」について、14日に性能データの改ざんなどを公表した東洋ゴム工業(大阪市)。同社では8年前に断熱パネルの性能偽装が発覚し、今年に入り免震ゴムのデータ改ざん問題で揺れていた。「3度目の不祥事を起こしたら会社の存続は危うい」との社外調査チームの警告は生かされなかった。【三上健太郎、岡田功】 【問題行為のあった防振ゴムの製品】 「大変重く、かつ真摯(しんし)に受け止めている。ご心配、ご迷惑をかけて申し訳ありません」 東洋ゴムが大阪市北区で開いた謝罪会見。高木康史常務執行役員らは深々と頭を下げた。同社は8月10日に免震ゴム問題を受けた緊急品質監査の結果として、製品の“安全宣言”を出したばかりだ。 不正があった部品は、国内の18社に販売されているという。報道陣から再三にわたって18社の名前を公表す
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