JR九州が筑豊線若松(若松区)-直方(直方市)間の7駅を無人化する意向を示している問題で、若松区の住民らで組織する「JR若松線駅無人化に反対する会」(家次寔(まこと)・世話人代表)が30日、発足した。区内であった準備会には、地元選出の超党派の県議、市議や駅利用者ら約40人が参加。署名活動などを通して同社に再考を求めていく。 若松区内の無人化対象は若松、奥洞海、二島の3駅で、JRは11月末に住民説明会を開く方向で調整中。準備会では、市議から「オール若松で取り組み、区民全員で問題意識を共有したい」との意見が上がり、当面は賛同者を増やしていくことで一致した。 二島駅を長女が通学で利用する女性(49)は「特に安全面に課題が残るので、親の立場から声を上げたい」と話した。 =2016/10/31付 西日本新聞朝刊=