麻生太郎副総理兼財務相は15日午前の閣議後会見で、16日に発足予定の菅義偉新内閣の下での衆院解散・総選挙について、来年の東京五輪の開催を踏まえて早期に行うべきだとの考えを示した。 麻生氏は「解散をどこでやるかというのはその内閣では極めて大事なこと」とした上で、「今日本が置かれている立場にオリンピックというのがあるというのを前提に考えれば、早期解散というのは考えるべきということなのではないか」と語った。 さらに、「どの内閣でも新しくこういった形で選ばれた時は選挙の洗礼を受けていないではないかと言われる」と指摘。「だからやれるときにやる。どのみち来年の10月に任期満了になるので、そういった意味では残り1年でということで選出された」と語った。