「ポケモンGO」をめぐるトラブルを防ぐため、高崎市は4日から、市の公共施設でスマートフォンなどを使ったゲームをすることを禁止した。施設の出入り口などに貼り紙を掲示し、他の利用者への迷惑行為があった場合には、強い姿勢で臨むという。 対象は図書館や公民館、美術館、体育館、市立小中学校など、不特定多数が利用する市の施設。主なものだけでも156施設ある。ポケモンGOのキャラクターが現れる「スポット」が運営側によって設定されたキャンプ場(観音山キャンプパーク)も、管理人がいない夜間は安全上の理由から禁止した。公園は対象から除外する。 市は「ゲーム利用者によって施設運営、管理上の問題が生じた場合には、運営会社に対して抗議し、『スポット』などの削除を要請していく」としている。(日高敏景)