Spryは、ライブラリ単体でみても非常に優れたライブラリであるし、前回紹介した通り非常に簡単なスクリプトで、さまざまな動きを実現することができる。しかし、Spryの最大の魅力は、やはりAdobe Dreamweaver CS3(以下、DWCS3)との組み合わせで発揮される。 2007年 6月に発売された DWCS3は、まだ「Labs」での公開段階であるSpryという発展途上の技術を、ソフトウェアに組み込んで販売するという思い切ったことをしている。これ自体は、既にSpryが開発されている段階から噂されていたことではあるが、筆者は実際に触ってみて、組み込みの完成度に驚愕した。ソフトウェアと一体化していて、とてつもなく便利になっていたのだ。 それでは、実際にDWCS3を使ったSpryの実装を紹介していこう。 エフェクトをかける 前回、Effecsオブジェクトを使って、エフェクトをかけるというスク