登山用具便利なものを持たないということにこだわってはいるが、さすがに安全に関わる登山用具だけは持たなければならない。ガイドブックに載っていない山やコースを歩くとなると、ハイキングコースで使う一般装備以外に必要なものもある。私が使っている一般装備以外の用具について、いくつか紹介する。 １、カラビナとシュリンゲ（スリング） 沢登りや岩場の通過で、滑落や転落の防止に使う。立木にセットしたシュリンゲ（写真の黒い紐）やハーケンにカラビナを掛け、そこにザイル（ロープ）を通す。また、ハーネス（安全ベルト）やスワミベルト（簡易型の安全ベルト）にセットするのには、安全環付きのもの（写真左上）を使う。よく、高尾山でもリュックサックの横にぶら下げている人を見かけるが、リュックを重くするだけのものだ。不必要なものをカッコつけのためだけに持っていくのは愚の骨頂だ。 シュリンゲは長短いくつか用意しておくと便利。上の写真のシュ
