金曜日の夜は、院生のうち学位論文を提出するには時間の余裕がまだある修士2年から博士2年までの人たちと一緒に過ごしました。新規の院生はもういませんから、最後の院生が修士2年のH君なので彼から見ればまず修士の学位が関心の範囲で博士の方は随分先に感じるでしょう。でも、わたくしとしては、かれらになるべく早く公表論文を一つ持ってもらって、博士学位の後の洋々たる人生をじっくり考えて欲しい、と希望したいのですが、なかなかそういう余裕のある人たちが少ないのです。そういうわけで、はなしは湿りがちになったかもしれません。でも、たぶん後でかれらはいろいろ考えたでしょう。 最近、何人もの人たちの論文作成をして、彼らと毎日のように長時間つきあって、強く感じるのはお手本の重要性です。つまり、模倣がきちんとできるかです。わたくしの周辺では模倣がちゃんとできる若者が減ってます。模倣を迅速にして、完璧にできれば、それだけ創
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