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mythologyに関するLianのブックマーク (3)

  • ロゴスとミュトス/神話とは何か3 - 仮想算術の世界

    4Gamer.netで濱野智史さんのインタビュー記事が公開されてますが、これは抜群に面白かったです。ニコ動を中心にしながら、現在のウェブ上のサービスの性質がとても精密に論じられているわけですが、こういう一筋の通った俯瞰的なパースペクティヴはこれまでそうそうなかったのではないか。まさにこういう記事を読みたかった、という感じです。 来ならば、それぞれのトピックの面白さについて語るべきかもしれませんが、ここではひとつだけ「確かにニコニコ動画は,「Wikipedia」のように何かの役に立つ「知」を生み出すようには見えないし,単に暇つぶしのための娯楽のようにしか見えない。しかし,それにしてはあまりに異様なサービスであることは間違いない。そこから学べるものはもっとあるはずです」というところに、それこそニコ動的にコメントを書き込んでおきたいと思います。というか、僕自身も実はWikipediaとニコ

  • ケータイ小説の環境/神話とは何か2 - 仮想算術の世界

    東浩紀さんのブログの記事に引っ張られて、濱野智史氏の「恋空」論(3)を読んできました。このブログの読者ならおわかりのとおり、僕は現代文化を「神話的操作」のシステムとして読むことをずっと提案しているわけですが、濱野さんのエントリーはまさに『恋空』をケータイ的な「操作ログ」の集合として扱っている。共感するところ大でした。 ところで、濱野さんは後半で、東浩紀さんの言う「ゲーム的リアリズム」とケータイ小説の「操作ログ的リアリズム」を分けています。ただ、僕の印象だと、ゲームとケータイというのは必ずしも対立するものではない。むしろゲームもケータイも、同じ現象の二つの枝分かれとして読める側面があります。それはまさに、前回のエントリーで説明した「神話」の問題です。 いきなり些末な世代論になるかもしれませんが、たぶん濱野さんや僕の世代(80年前後生まれ)は、物心ついた段階で「遊ぶこと≒テレビゲームするこ

  • 神話とは何か - 仮想算術の世界

    宇波彰さんのブログからトラバをもらいました。僕は実はフランス語がまったく読めないので、フランス現代思想についてはもっぱら日語訳(あるいは英訳)に頼るしかなく、『意味の論理学』も『分裂分析的地図作成法』も宇波さんの翻訳で読んだクチです。そういう意味で、たいへんお世話になっています。 それはともかく、「私はこの『ミトロジー』は現代の文化を考えて行くためには不可欠の文献のひとつであり、また読むことそれ自体が楽しみとなるような種類の、数少ない書物の一冊であると考える」。あるいは「しかしながら、バルトが『ミトロジー』を発表してからすでに四分の一世紀がすぎようとしている。その間に、大衆文化と集団表象のあり方はかなり変化したと言わなくてはならないだろう。大衆や集団そのものが極度に変質しつつあるからである」という記述は、僕もまったく同感なので驚きました。このブログでも度々書いているように、ウェブ上のサ

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