こだわった執筆者の記名入り Googleが7月23日、昨年末から非公開の招待制でテストしてきたナレッジ共有サイト「Knol(ノル)」の一般公開を始めた。 Knolは、特定の分野に精通する有識者が書いた解説記事を掲載し、その情報を読者であるユーザーと共有・拡充していくことを目的としたサイトである。 Googleによると、Knolの目指す姿は、特定のトピックを検索する人が最初に読みたいと思ってアクセスするサイトだという。そのため、オンライン百科事典「Wikipedia」と同様、あらゆる分野およびトピックをカバーしていく計画だ。 そうした意味から、Knolは“Google版Wikipedia”とも目されているが、大きな違いがいくつかある。まず、原則として誰でも自由に記事を執筆・編集できるWikipediaに対し、Knolは執筆者が記名入りで記事を公開し、編集責任やコンテンツ管理も担うことだ。 し
![メディアが変わる!? ―― Google版Wikipedia「Knol」の衝撃](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/38f1b7aa81f5060d81ab12870f58f96b2cbd7d17/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fenterprise%2Farticles%2F0807%2F28%2Fl_weekly0728.jpg)