やっぱり働かないといけないの? ( ノД`) トリビアを増やすためにクイズゲームに熱中していたエセ賢者ですが、最近は他人と競うのにも飽きてきました。 思えば、エセ賢者は昔からこうでした。 人よりちょっとだけ利巧で真面目なだけに、何かに熱中すればそこそこ良い所まで行ってしまう。 けれど他の皆が本気で頑張るとそれに張り合うのが嫌で、途端にやる気を失ってドロップアウト。 負けず嫌いだから勝利は欲しいのだけど、その為に多大な努力を払うのに耐えられない。 リスクを背負うぐらいなら、不戦敗のほうがマシ。 だからずっと、負け犬のままでした。 猫なのに負け犬とは、いったいどういうことやら。 エセ賢者が高校生だった頃、進路指導の先生に言われました。 「お前の偏差値なら東大でも京大でも行ける」と。 それがお世辞だったのか買いかぶりだったのかはわかりませんが、どっちにしろ私に最高学府を目指すような気概はなく、家
怪獣だったのか! (((;゚Д゚))))) エセ賢者の実家である似非家は、昔成金だったらしい。 祖父母猫の浪費が祟って今は見る影もないが、かつては結構名の知れた名士だったとのこと。 既に没落貴族になった似非家だが、無駄に大きな屋敷と畑は未だに残っている。 700坪を超える敷地に、一回りするだけで何分もかかる市役所並みに大きな邸宅。 近隣の果樹園や温室には様々な植物が生い茂り、庭には離れと物置と美術棟がある。 美術棟には無数のきらびやかな絵画が置いてあったが、殆ど贋作だったそうだ。 見栄えだけでまるで価値のない芸術品を見る度に、祖父猫にまるで鑑定眼がなかったことが悔やまれてならない。 田舎に引っ越す際にはこの屋敷に住む案もあったが、断って質素な一軒家(二階建て、庭、車庫、ベランダあり)を選んだ。 一人で豪邸に住むのは管理が面倒だし、エセ賢者はそんなに大層な身分ではないから。 田舎成金でしかな
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