ながびく後鼻漏、そのためひどくなる咳ぜんそくに業を煮やし、治療すべく私が選択した次なる場所は「歯科」だった。 なぜ歯科なのか。 実はさかのぼること約半年前の5月。 私は矯正歯科にいた。 6年前に歯列矯正を行ったので、半年に1回ほどのリテーナー(保定用器材)の調整および経過観察にきていたのだった。 そこで歯科衛生士より、右1番(右前歯)の歯茎が腫れているとの指摘を受けた。 私の矯正医は矯正分野については腕がよかったと思っているが、いかんせん、歯並びをよくすることを第一義に置くきらいがあり、 口腔内のトラブルについては「ちょっと歯が欠けてるね。でも痛くなければ大丈夫!」だの、「歯肉が腫れてる?歯ブラシが当たったんでしょう」だの、 後から思えばオイオイな発言がちょいちょいあった。 歯列矯正についてはまた後日書きたいとは思っているのでここでは述べない。 で。 歯科衛生士に見せてもらうと、歯肉がぷっ