NTTドコモブースで、4月13日に開発発表があった「音響OFDM」技術のデモが行われている。スピーカーから流れる音声に乗ったテキストを、携帯で受信する様子を見ることができる。 音響OFDMは、音楽や音声などのオーディオ信号に乗せてテキストデータを送信し、携帯電話で受信できる技術だ(4月13日の記事参照)。音響OFDM技術を使ってテキストデータを乗せた音声に、携帯電話を近付けて音を「聴かせる」と、デコードしたデータが携帯に表示される。QRコードをカメラで読み取るように、マイクで音を録音してテキストデータを取得する、いわば「音のQRコード」ともいえる。送信スピードは約1kbpsで、約100文字のテキストを1~2秒で送信できる。 デモに利用されているのは、Windows Mobile端末の「hTc Z」(7月18日の記事参照)で、Windows Mobile用のアプリが動いている。会場のスピーカ
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