サイトのデザインに光と影を感じさせるときは、まず光源を明確に意識してみよう。画面上部から光が当たるのか、下部から照らし上げるのかを定義することで、 細かいパーツのハイライトやシャドウの方向が決まる。1つ1つのパーツの処理に理由があることが何よりも重要だ。光源は見えない場所に設定するだけでもよいが、あえて画面内にスポット的な光源を表現することで、そのスポットが当たるキャッチコピーや商品をより印象的に見せることができる【1-1】。 【1-1】視覚的にスポットライトのような演出を当てることで視線を誘導し、更にサイト全体の光と影の方向を決定づける 続いてハイライトについて考えてみよう。ハイライトは物体の、より光源に近いエッジ部分に現れる。Webデザインでは文字を読むことを主な目的としているため、 極端に立体的でユーザーの方向に盛り上がった表現は少ない。厚みのない物体を想定した場合、ハイライトはエッ