佐賀県上峰町坊所のイオン上峰店の閉店から1年半が過ぎた。施設の跡地には、空き店舗となった建物がそのまま残る。町は再開発計画を掲げ、協力事業者の選定に乗り出した。具体的な開業時期などは事業者とともに決めるため、現在は示されていない。町民や商工会関係者は「地域に根ざした施設を」などと期待や要望を寄せている。 【写真】看板が取り外されたイオン上峰店=2019年11月 跡地に隣接する住宅街「中の尾団地」。町出身で元自治会長の城野武敏さん(79)は、イオンの文字が消された建物を眺めてつぶやいた。「田舎者の自分にとって、ここは都会を味わえる夢の場所だった」 1995年、前身の上峰サティが開業。翌年には九州初の複合型映画館が併設された。同団地は計210区画の半分以上が売れ残っていたが、サティ効果で完売。県外からの転入者も相次いだ。「用事がなくても行けば楽しかった。日用品の買い物はもちろん、映画には家族と
![「夢の場所だった」イオン閉店1年半…いまだ見えぬ後継施設(西日本新聞) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0df62390a26c40cbf36d96ee44d719cb9bc1dbbc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Famd.c.yimg.jp%2Famd%2F20200918-00010014-nishinpc-000-16-view.jpg)