他者から仕事を請け負うこと。民法では「請負」を「仕事の完成を約束としてその仕事の結果に対して報酬を受け取る契約である」(第3編第2章第9節)と定義している。2003年に労働者派遣事業法が改正され(04年3月施行)、規制緩和のもとでの原則自由化によって、それまで認められていなかった製造業への人材派遣も可能になった。その結果、業務請負業と労働者(人材)派遣業との境界線が、不分明になってきた。企業が事実上、労働者の派遣を受けているのに、形式的に「請負」と偽って、労働者の使用に伴う様々な責任を免れようとする「偽装請負」と呼ばれる実態も広がっている。 (桑原靖夫 獨協大学名誉教授 / 2007年)
