KDDIは4月23日、2008年度連結決算を発表した。その席上、同社の小野寺正社長は、2012年に予定しているLTE導入を前に、現行システムであるRev.Aのマルチキャリア化を検討していることを明らかにした。これにより、2波あるい3波を利用した高速データ通信環境を提供できる。 ■ Rev.Aをマルチキャリア化し、LTEまでの競争力を維持 KDDI 小野寺正社長 Rev.Aのマルチキャリア化は、Rev.Bの一部を適用し、現在あるRev.Aの基地局をソフトウェアアップグレードによって対応するもので、「大きな投資をせずに実現できることから、LTEまでの競争力維持という観点で大きく作用する。周波数の利用効率もあげることができる」(小野寺氏)としている。 ただし、Rev.Aマルチキャリア化サービスは、同サービスに対応した新たな端末でのみ利用でき、現行端末では利用できない。導入時期も未定とされている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く