日本時間2009年2月11日午前に発生した、人工衛星コスモス2251とイリジウム33の衝突事故は単に人工衛星が失われただけでなく大量のデブリ(宇宙ゴミ)を発生させ、今後の宇宙開発に重大なリスクをもたらした。しかし、上空800キロメートルの軌道上で起こった事故は具体的にイメージしづらく、深刻度を計りかねている人もいるのではないだろうか。 “Cosmos 2251 and Iridium 33 Collide”と“Iridium/Cosmos Collision Debris”は、「Google Earth」を使って衝突事故の様子と影響をビジュアルで表示できるKMZファイル。2つのファイルを使えば、宇宙で何が起き、どのような影響があるかをより具体的にイメージできるだろう。両KMZファイルは、編集部にて「Google Earth」v5.0.11337.1968 (beta)で動作確認した。現在、