社会人の文書化能力の向上をテーマとして企業研修を行っています。複雑な情報からカギとなる構造を見抜いてわかりやすく表現するプロフェッショナル。 前号の続きです。 というわけで、「鉛筆を単に長方形状にタテヨコに並べて掛け算を表現した図」を改良したのがこちら↓。 これを使って、こんな質問をしていきます(なお、小学生にはA~Dのアルファベットを適宜別な記号に変えて話します)。 (12/25 追記 この図の書き方では誤解される可能性があることを、次号の追記欄に書きました) ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 【状況理解セッション】 1.はい、今から3人に鉛筆を4本ずつ配りま~す。全部で何本必要か、考えたいんだけれど、 2.質問1:まずAの欄です。人は、何人いますか? (ここが「3人」の部分) 3.質問2:Bの欄には鉛筆はいくつありますか? 4.質問3:Cの欄には鉛筆はいくつありますか? (この数