農林水産省は31日までに、他県産のアジやサバを「長崎産」などと偽り、少なくとも7780キロを販売していたとして、日本農林規格(JAS)法に基づき、福岡市南区の水産加工販売会社「ジャパンシーフーズ」に表示の是正や再発防止を指導した。 九州農政局によると、同社は昨年8月30日~9月22日まで、全国の小売店に卸したアジのたたきやしめサバなど計16商品の産地を、実際は千葉や和歌山、島根県産なのに「長崎沖」や「長崎産」と不正に表示した。 同社は、休漁期などで長崎産が調達できない場合に、不正な表示と認識しながら、少なくとも2009年から偽装していたという。 昨年9月中旬に九州農政局に情報提供があり、立ち入り検査して発覚した。 http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20130131-1079035.html