ブックマーク / nazology.net (22)

  • 40Hz(毎秒40回)の光と音がアルツハイマー病に効く仕組みを解明!【Nature誌】 - ナゾロジー

    音と光で治療できます。 実はこれまでの研究で、40Hzの音と光がアルツハイマー病にみられるアミロイドβを脳内から減らす効果を持つことが知られていました。 ただ、なぜそんなものでアルツハイマー病に対処できるのか、脳内でどんなメカニズムが働いているのかはよくわかっていませんでした。 しかし今回、米国のMIT(マサチューセッツ工科大学)で行われたマウス研究が、毎秒40回(40Hz)の音と光の刺激によって、有害なアミロイドβタンパク質を脳内から洗い流すメカニズムについて明らかにしました。 一体どうして音と光だけで、脳内の有害物質は排除されるのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年2月28日に『Nature』に掲載されました。

    40Hz(毎秒40回)の光と音がアルツハイマー病に効く仕組みを解明!【Nature誌】 - ナゾロジー
  • 火星地下に”紅海”に匹敵する水量の氷を発見!「全部溶かすと火星は浅海で覆われる」 - ナゾロジー

    人類が火星への移住を目指すなら「水」は絶対に欠かせない資源です。 実は火星は30〜40億年前までは温暖で水の豊富な惑星だったことが分かっていますが、今ではすっかり乾燥した不毛な土地となっています。 この火星を満たしたかつての水がどこへ消えたのかについては、宇宙空間へ流出してしまったという説から、どこかにまだ保存されているという説まで様々です。 しかし今回、欧州宇宙機関(ESA)やスミソニアン協会(Smithsonian Institution)の研究で、火星の地下に巨大な氷の塊が眠っていることが新たに判明しました。 なんとその量は地球の紅海の水量に匹敵し、もしそれを全部溶かせば、火星表面に深さ1.5〜2.7メートルの浅い海ができるほどだという。 この氷塊を利用できれば、火星移住計画における水資源も確保できるかもしれません。 A Massive Amount of Water Ice Has

    火星地下に”紅海”に匹敵する水量の氷を発見!「全部溶かすと火星は浅海で覆われる」 - ナゾロジー
  • 「私の赤とあなたの赤は違う色?」誰もが一度は考える疑問に色覚細胞の研究が意外な発見 - ナゾロジー

    私が見ている赤は、他人にも同じような赤として認識されているのか? 私が赤と認識しているものは、別の人にとっては青である可能性はあるのか? これらは誰もが人生で一度は考える疑問だと言われており、古代から哲学者たちの頭を悩ませてきました。 個々の人が持つ主観的な感覚体験のことを「クオリア」と呼びますが、自分のクオリアと他人のクオリアが同じであるかどうかを証明することは困難だからです。 しかし米国のジョンズ・ホプキンス大学(JHU)で行われた研究により、私たちの網膜に存在する色覚細胞がどのような仕組みで生成されるか、またどんな比率で存在するかが確かめられ、この長年の哲学的疑問の答えとなり得る結果が得られました。 研究者たちは「正常な色覚を持つ人たちの間でも、同じリンゴに対して色が少し違って見える可能性がある」と述べています。 今回はまず実験の背景を解説しつつ、次ページ以降でクオリアに関連する発見

    「私の赤とあなたの赤は違う色?」誰もが一度は考える疑問に色覚細胞の研究が意外な発見 - ナゾロジー
  • 太陽を追ってたわけじゃない!?ヒマワリは時間と日陰に反応している可能性 - ナゾロジー

    ヒマワリは「向日葵」という漢字の通り、太陽に向かって花を咲かせることで知られています。 しかし目のないヒマワリはどうやって光を感知しているのでしょうか? よく考えてみると、ヒマワリに限らず、植物は空に向かって、すなわち光を目指して成長しています。 これはヒマワリを始めとする植物の体の中に光受容体があるためです。 これまで、ヒマワリはある1つの光受容体によって光を感知すると考えられてきました。 しかし、アメリカ、カリフォルニア大学のクリストファー・J・ブルックス氏らが行った最新の研究によって、ヒマワリが光を感じるとき複数の光受容体が複雑に機能することが明らかになったのです。 また、ヒマワリが育つ環境によっても、光を感知する仕組みが異なることもわかりました。 この研究はPLOS BIOLOGY、21巻10号に2023年10月31日付けで掲載されています。

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  • 会話内容の理解スピードは40代半ばから低下し始めると判明 - ナゾロジー

    会社の会議や親戚の集まりで、年の離れた人と会話する際「なんか会話のテンポが噛み合わないな」と思うことはあるでしょうか? もちろん年代によって趣味や流行の話題が異なることも関係しているでしょうが、それでも一般的に会話のテンポは「若者ほど速く、お年寄りほどゆっくりになる」傾向が見受けられます。 そこで米アイオワ大学(University of Iowa)は最新研究で、話し言葉を理解するスピードが生涯を通じてどう変化するかを詳しく調査。 その結果、話し言葉を理解する速さは20代半ば〜30代前半でピークに達し、40代半ばには低下し始めることが判明しました。 そのため、若手社員と部長クラスの会話ではテンポにずれが生じる可能性があるかもしれません。 研究の詳細は、2023年8月14日付で科学雑誌『Cognition』に掲載されました。

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  • アリの戦争も「質で数に勝つための条件」が人間と同じと判明! - ナゾロジー

    質の暴力は存在するようです。 豪州の西オーストラリア大学(UWA)で行われた研究によって、アリたちの戦争と人間の戦争が、思った以上に類似していることが示されました。 人間の戦争では、山間部や谷間、密林など複雑な地形は少数精鋭部隊にとって有利であり、大軍が有利を生かせず敗北したケースが何度もみられます。 新たな研究ではアリたちの戦争でも複雑な地形は質に優れた少数精鋭の部隊にとって有利であり、ときに10倍の数の敵を圧倒することが示されました。 また実験手法もユニークであり、戦略ゲームとして古くから親しまれている「Age of Empires2」を戦闘力比の算出や地形効果の分析に利用しており、いくつかの興味深い事実が判明しています。 アリたちのみせる無慈悲な殲滅戦は、人間に何を教えてくれるのでしょうか? 研究内容の詳細は『PNAS』にて公開されています。

    アリの戦争も「質で数に勝つための条件」が人間と同じと判明! - ナゾロジー
  • おしっこを我慢しながら嘘をつくとバレにくい - ナゾロジー

    おしっこを我慢すると、嘘がバレにくくなるようです。 嘘は真実を話すときより、多くのことに気を遣い自分の行動を抑制する必要があります。しかし、多くの人はこの行動を上手く制御することができず嘘がバレてしまいます。 認知学・心理学の分野では、自分の行動を抑制する際、ある自制心を必要とするタスクを実行すると、同時に行う別の自制心を必要とするタスクを助けるという「抑制波及効果」という現象が知られています。 そこでアメリカのクレモント大学のエリーゼ・フェン氏(Elise Fenn)ら研究チームは、参加者に水をたくさん飲んでもらい、おしっこを我慢しながら嘘をついてもらうという実験を行いました。 すると嘘をつくときの瞬きの増加や声の上擦りなどが減少し、より自信を持って話すことができるようになったというのです。 一風変わった研究ですが、これはバレたくない嘘をつく際に役に立つ知見かもしれません。 この研究は、

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  • 低空飛行のヘリコプターが「ワニの大乱交」を引き起こしていた - ナゾロジー

    ヘリコプターが原因でワニたちに奇想天外な事態が発生したようです。 今回、オーストラリアのワニ園の上空をヘリコプターが旋回した際、大量のワニたちが興奮し始め、一斉に交尾を始めました。 ワニ園のオーナーらによると、ワニたちは「気が狂ったように交尾していた」といいます。 意味不明なニュースのようにも思えますが、これは生物の繁殖期が何をスイッチとしているかを理解するための興味深い事例といえます。 多くの生物は、特定の時期に来る繁殖期のみ交尾を行います。これには季節や温度変化が関連していると考えられますが、ではヘリコプターの何がワニたちを一斉に交尾へ向かわせたのでしょうか? どうやらいくつかの原因が考えられるようです。 ‘They mated like mad’: Low-flying helicopter sparks massive crocodile orgy in Australia htt

    低空飛行のヘリコプターが「ワニの大乱交」を引き起こしていた - ナゾロジー
  • 狂気のコイントス実験!35万757回繰り返して本当に表裏が50%均等に出るか検証してみた! - ナゾロジー

    一般的にコイントスは「裏と表が出る確率は五分五分」だと考えられています。 そのためコイントスは、サッカーやアメフトなどのスポーツでも、どちらが先攻かを決めるフェアな方法として利用されます。 こうした確率は、途方もない回数を繰り返した場合に現れる傾向だと言われています。 しかし世の中には様々な硬貨があり、いろんな投げ方をする人たちがいます。現実で当に途方もない回数投げたときに、どうなるのかはまだ誰も検証してはいません。 そこで、オランダのアムステルダム大学(University of Amsterdam)に所属するフランチシェク・バルトシュ氏ら研究チームは、さまざまな種類の硬貨とトスを行う参加者を集めて実に35万757回ものコイントスを行う実験を実施しました。 もし当にコイントスが公平ならば、これだけの回数を繰り返した場合、表と裏の出る確率は50%に限りなく近似するはずです。 果たして結

    狂気のコイントス実験!35万757回繰り返して本当に表裏が50%均等に出るか検証してみた! - ナゾロジー
  • 史上最強の剣士はだれ?世界の歴史に名を残す「伝説の剣豪7人」 - ナゾロジー

    その1:若き天才剣士「源義経」「侍(サムライ)」の言葉が世界に浸透しているように、日には剣の達人がたくさん存在しました。 中でも有名な剣士の一人は、源義経です。 義経は1159年に、平安末期の武将・源義朝と絶世の美女といわれた母・常盤御前(ときわごぜん)の間に生まれました。 父・義朝は1160年の平治の乱で敵対する平氏によって殺されています。 義経もこのときに殺されるはずでしたが、敵将の平清盛が美しき常盤御前に一目惚れ。 彼女を愛人にする代わりに、幼い義経(当時の幼名は牛若丸)は命を救われました。 しかし義経が7歳のとき、将来武士になって平氏に反旗を翻さないよう、京都の鞍馬寺に出家させられます。 義経は寺で学問に打ち込み、孫子の兵法などを貪るように読んだという。 中尊寺(岩手県)所蔵の義経像 / Credit: ja.wikipediaところが15歳のときに自らの出自を知り、平家を倒すた

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  • 燃料がいらない!?日本を含む研究チームが史上初の「量子エンジン」試運転に成功! - ナゾロジー

    EMドライブと違って、こっちは物です。 沖縄科学技術大学院大学(OIST)などで行われた研究により、量子状態の変化によって仕事量をうみだす量子エンジンの史上初の実証が行われました。 量子エンジンは通常のエンジンとは異なり、燃料や酸素といった外部の供給を必要とせず、密閉されたピストン内部の量子状態の変化だけで仕事量を持続的に出力することが可能です。 通常のエンジンがガソリンの爆発という古典的な物理現象に依存するならば、量子エンジンは量子状態の変化という量子力学的な物理現象からエネルギーを抽出していると言えるでしょう。 量子コンピューターは演算能力において魔法のような能力を発揮しましたが、量子エンジンではいったいどんな仕組みでエネルギーを出力しているのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年9月27日に『Nature』にて「BEC-BCSクロスオーバーによる量子エンジン(A quantum

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  • 望まぬ相手と交尾したくないがために「死んだふり」をするメスガエル - ナゾロジー

    交尾にうんざりしたメスガエルは奇抜な戦略を編み出して望まない交尾を回避しているようです。 ベルリン自然史博物館の研究者キャロリン・ディトリッヒ氏らの研究によって、ヨーロッパアカガエルは、「爆発的」に繁殖が起こる時期になると、死んだふりを含む、あの手この手で望まないオスとの交尾を避けることがわかりました。 ヨーロッパアカガエルのメスは、交尾を巡るオスたちの熾烈な争いに巻き込まれ、命を落としてしまうこともあるそうです。死んだふりをしてまで交尾を避ける状況とはどのようなものなのでしょうか? そして、死んだふりは果たして当に有効なのでしょうか。 今回の研究の詳細は、2023年10月11日付けで、『Royal Society Open Science』に掲載されています。

    望まぬ相手と交尾したくないがために「死んだふり」をするメスガエル - ナゾロジー
  • 収束させた太陽光でレゴリスを溶かし月面に道路を建設するプロジェクト - ナゾロジー

    将来、人類が月で生活する時、もしかしたら月面には舗装された道路が作られているかもしれません。 しかもそれは想像以上に簡単に実現できる可能性があります。 月面は、簡単に舞い上がってしまう砂塵「レゴリス」で表面を覆われています。 ドイツ・アーレン大学(Aalen University)に所属するエンジニアのフアン・カルロス・ヒネス・パロマレス氏ら研究チームは、そのレゴリスを収束させた太陽光で溶かして固めそのままアスファルトのように利用してしまおうと考えました。 そして今回の実験では、月レゴリスの模倣物をレーザーで固いタイルへと変化させることに成功しています。 研究の詳細は、2023年10月12日付の科学誌『Scientific Reports』に掲載されました。 How to make roads on the Moon https://www.esa.int/Enabling_Support

    収束させた太陽光でレゴリスを溶かし月面に道路を建設するプロジェクト - ナゾロジー
  • 「ロボットが代わりに登校」熊本市の新たな不登校支援に世界が注目! - ナゾロジー

    における小中学生の不登校は増え続けており、文部科学省調査によると2022年度の小中学生の不登校者数は過去最多の29万9048人でした。 これにはコロナ禍での活動制限による影響だけでなく、以前から問題視されてきた「いじめ」や「交友関係への不安」などが関係しています。 こうした不登校問題に取り組むべく、熊教育委員会は、不登校生徒が「分身ロボ」を使って授業に参加できるよう計画しています。 この珍しい取り組みは世界的にも注目されており、人々はテクノロジーの介入がどのような結果をもたらすのか興味を抱いています。

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  • 量子もつれを使い「未来の観測で過去を変える」タイムトラベルのシミュレーションに成功! - ナゾロジー

    量子もつれは時間を超えるのでしょうか? 英国のケンブリッジ大学(University of Cambridge)で行われた研究によって、量子の世界では未来で行われる観測の力で、過去の観測結果をタイムトラベルしたかのように捻じ曲げられることが示されました。 SFでは、過去を変えるためにタイムマシンに乗って過去の世界に行くことがあります。 これまでの研究では、そのような時間遡行が行われた場合に使用される原理や、祖父殺しのパラドックスを避ける方法などが考察されてきました。 一方、今回の研究では「量子もつれのシステムがタイムトラベルだった場合」を想定したシミュレーションが行われており、粒子が時間を遡行できた場合に何が起こるかが調べられました。 結果、量子もつれの操作によって、時間遡行のような結果を導けることが示されました。 研究者たちはプレスリリースにて「ギャンブラーや投資家たちも、場合によっては

    量子もつれを使い「未来の観測で過去を変える」タイムトラベルのシミュレーションに成功! - ナゾロジー
  • 「長い箸」でご飯を食べると美味しく感じ、さらにダイエット効果がある - ナゾロジー

    器を変えたらご飯が美味しく感じるようになったということはないでしょうか? それは勘違いではないようです。 いくつかの研究では、皿の大きさや形、配色などの要素から料理の味の印象や満足感に影響が出ることが報告されています。 そして、台湾の明新科技大学のHung-Ming Lin氏(フンミン・リン)らの研究では、使う箸の長さによって事の印象に変化が起きることを報告しているのです。 彼らの研究によると短い箸(19 cm)と長い箸(23 cm)を使ったとき、長い箸の方が咀嚼数が増え、より美味しいと感じ、同じ材をまた購入してべたいと強く思う傾向があったといいます。 こうした効果はどのような理由から生じるのでしょうか? 今回の研究の詳細は、学術誌「Psychological Reports: Employment Psychology & Marketing」にて2015年3月6日に掲載されてい

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  • 不安感受性が高い人ほど「運動を避ける傾向」があると判明 - ナゾロジー

    「不安感受性」とは?日々の身体活動は健康的なライフスタイルに欠かせません。 定期的な運動は体だけでなく、心の健康を改善する上でも大切です。 その一方で、個々人の「不安感受性(Anxiety Sensitivity)」が日常的な身体活動レベルとどう関係しているのかはよく分かっていませんでした。 不安感受性とは、個人が将来の脅威や不確実性に対する感覚の鋭敏さを示したものです。これは不安や心配を起こさせる状況がなくても、潜在的なリスクをどの程度感じやすいかで評価されます。 例えば、「雨の予報を聞いて傘を持って出かけたり予定を変更しようか」と考える人は不安感受性が低いといえます。しかし「雨の予報を聞いて洪水や停電などの状況を想像する」という人は不安感受性が高いと認識されます。 他にも具合が悪いとき「風邪かなと市販の薬を飲んで休む人」は不安感受性が低く、「重大な病気になったかもと考え病院で検査予約を

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  • ロックな鳥「ヤシオウム」は最高の演奏のため楽器作りから始めると判明! - ナゾロジー

    こだわりの強いミュージシャン魂を持った鳥がいたようです。 オーストラリアに生息する「ヤシオウム」のオスはメスを落とすため、木の棒を片手に華麗なドラム演奏を披露することで知られています。 その演奏スタイルもスローからハイテンポと様々で、研究者たちは大いに注目してきました。 そしてこのほど、豪オーストラリア国立大学(ANU)の研究により、ヤシオウムは自分の好みに合わせて、ドラムスティックを一から加工したり、デザインしていることが判明したのです。 研究の詳細は、2023年9月13日付で科学雑誌『Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences』に掲載されています。 Australian National University researchers find ‘master sculptor’ in drumming palm coc

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  • アフリカの動物たちはライオンの声や銃声よりも「人間の声」を恐れている - ナゾロジー

    野生の動物たちは常に捕される恐怖と戦っています。 中でもアフリカのサバンナに暮らす動物たちは、ライオンやハイエナなど、強力な捕者から身を守るため、事をしている時も寝ている時も、常に警戒を怠りません。 特に聴覚は重要で、捕者の声が聞こえると多くの動物たちはそこから逃げ出します。 今回、カナダのウェスタン大学の生物学部、リアナ・ザネット博士は、水場に訪れた動物たちに、ライオンの鳴き声や人間の声、銃声などを含む様々な音を聞かせて反応を調査しました。 その結果、動物たちを最も恐れさせたのは、百獣の王ライオンの鳴き声でも銃声でもなく「人間の声」だったというのです。 銃声のほうが音も大きく、動物たちにとっては恐怖の対象になりそうなものですが、なぜ人間の声を彼らは一番恐れるのでしょうか。 この研究の詳細は、2023年10月5日付けで、学術誌『Current Biology』に掲載されています。

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  • 宗教的な目的だけではなかった!アステカ帝国の生贄の儀式 - ナゾロジー

    アステカの社会においては日常的に生贄を捧げる儀式が行われていました。 宗教的な理由で生贄が捧げられていたと説明されることが多いですが、どうやらそれ以外の目的もあったとのこと。 果たしてアステカ社会ではどのような目的で生贄が捧げられていたのでしょうか? 記事ではアステカの生贄を捧げる儀式について説明しつつ、どうしてこのようなことが行われるようになったのかについて取り上げていきます。 なおこの研究は、別府大学アジア歴史文化研究所報 No.16に詳細が書かれています。

    宗教的な目的だけではなかった!アステカ帝国の生贄の儀式 - ナゾロジー