米国を席巻する「新しい無神論者」の非寛容と、ほんの少しの希望 - macska dot org 上記、欧米での無神論者批判の記事が小盛り上がりを見せているので、前に書いたエントリを再掲してみるよ。 グールドの「神と科学は共存できるか?」を読了した。そう、今年話題となった本、ドーキンスの「神は妄想である」の中で、えらく批判されていたあの本だ。 しかし、グールドとドーキンスは仲良くできないね。グールドが亡くなった後でさえこれだものな(笑)。仲良くケンカしなってか。 ドーキンスの本はいってみれば「無神論者のススメ」であった。ドーキンスの本はグールドが亡くなった後の刊行であるから、グールドが「神は妄想である」を批判しえるわけはないのだけれども、いや、健在だったなら間違いなく批判しただろうな。本当、一見、利己的遺伝子説と断続平衡進化説が相容れないものに見えるのと同様、宗教に対するドーキンスとグールド