北京五輪代表の川崎MF谷口に獲得オファー…横浜M 横浜Mが、川崎の北京五輪代表MF谷口博之(25)に、獲得オファーを出したことが8日、分かった。 谷口は08年の北京五輪にレギュラーとして出場したボランチ。今季、川崎ではJ1リーグ27試合に出場し、1得点に終わったが、06年に13得点、09年に10得点を記録。09年には日本代表候補にも選出された。 今季、横浜Mは、ACL出場権を獲得出来る3位以内を目指したが、8位と低迷。43得点はリーグ10位で、豊富な運動量からの守備力だけでなく、独特の得点感覚を持ち合わせる谷口をリストアップ。横浜Mの下部組織育ちということも、獲得に乗り出した背景にあるようだ。 関係者によると、横浜Mの木村和司監督(52)も直接出馬し、谷口に熱意を伝えたという。川崎との契約は来季まで残っており、違約金(移籍金)が発生するが、将来を嘱望される若きボランチ獲得に全力を注ぐ。 ◆