雪は日本の冬の風物。スキーやスノボ、雪まつり以外にも雪の楽しみ方があります。それは、感性豊かな「雪の名前」にふれて、冬の風情を楽しむこと。 四季折々の美しさを「雪月花」というように、雪には独特の魅力があり、それを表す言葉もたくさん生まれました。言葉ひとつで雪の世界が広がります。 ・初めて降る雪は「初雪」 ・例年より早く降る雪は「早雪」 ・その冬初めて山々に積もる雪は「初冠雪」 ・冬に別れを告げる最後の雪は「終雪」(しゅうせつ) 「雪の別れ」「雪の果て」「雪の名残」ともいわれます。 ・もうすぐ春という頃に名残を惜しむように降る雪は「名残雪」(なごりゆき) 有名な歌もありますね。 ・春になっても残る雪は「残雪」「去年の雪」(こぞのゆき) ・なかなか溶けずに残る雪は「根雪」 ・1年中溶けない雪は「万年雪」 ・雪の美しさを表す「白雪」「雪花」(せっか)「深雪」(みゆき) ・細やかに降る雪のことを「