木の家をつくる建築家。国産材と自然素材で平和な家を作ります。戦争と放射能は人間と共存できません。地上から無くすためにはどうしたらいいのか、毎日考えています。 ぶり返してきた寒さのせいか,このところ心身が冴えない。仕事だけは(ありがたいことに)忙しいので,ついついブログの筆も滞りがちだ。 白州次郎についての本は,このところ数多く出ている。数冊読んだが,個人的には,白州という人は好きにはなれない。ただ,憲法を考えるときに,必ず登場する人物であり,一つの基準になる人かもしれない。 「白州次郎の日本国憲法」という本がある。車雑誌の「NAVI」に連載されていたという,憲法に関する本としては異色のもの。原題も「日本国憲法とベントレー」といい,鶴見紘というライターが書いている。 以前に紹介した児島襄の「史録日本国憲法」は長すぎて読み切れない,という方にもお勧め。 また,著者の鶴見氏は,吉田茂や白州次郎の