木下昌明です。 ぼくは拉致問題の専門家ではありませんが、どうにも納得のいかないことがあります。それは横田めぐみさんのお母さんがブッシュに会って訴えたことです。それが日本のマスコミで大々的に報道され、多くの人々の共感を呼びました。 しかし、ぼくが不思議におもうのは、アフガンやイラクで何万人もの人々を無差別に殺戮し、大地を劣化ウランなどの化学兵器で不毛にしたブッシュ--イラクで死んだ兵士(息子)のことで面会を求めたひとりの母親にさえ会おうとしなかったあのブッシュ--、ウソの戦争で2300人もの兵士の母親にさえ謝罪しないあのブッシュがですよ。そんな相手に会うってどういうことなのでしょうか? それとこれとは別問題とでもいうのでしょうか? ましてやブッシュは、北朝鮮を金融制裁で苦しめ、戦争状態をつくり出しています。そんな北朝鮮を敵としている国に助けを求めることはどんな意味をもつのでしょう。ブッシュを