大分大学西嶋仁浩助教は、TDK株式会社のグループ会社であるTDKラムダ株式会社(社長:広田嘉章、本社:東京都中央区日本橋)と共に、大幅な降圧比(注1)が得られる高効率な非絶縁形コンバータ(注2)の開発に成功しました。(図1) この成果は、NEDOの若手研究グラント(注3)およびマッチングファンド(注4)を活用して得られたものです。 今回開発した電源は、従来技術に比べて4倍以上の降圧比が得られるのが特徴で、これまで複数の回路で多段階に電圧変換していた電源を、新規考案した技術によって1段階に減らすことで、電源システムの低コスト化と約10ポイントの効率改善を実現しています。 この成果を活用することにより、コンピュータ・サーバ機器、OA機器、産業機器の省エネ化が実現できるだけでなく、1V以下で駆動する次世代の低消費電力型マイクロプロセッサ(MPU)にも対応が可能となります。また、将来的には、