インドネシアは先日、MIKU EXPOの第1回開催地として大成功をおさめた場所でもあり、AKB48の姉妹グループJKT48が活動していることでも知られている。日本のポップカルチャーはどの程度浸透していて、在住の日本人はどう受け止めているのか。日本人とインドネシア人のハーフで、2013年9月に東ジャワに移住した起業家・渡邉裕晃さんにインタビューしてみた。 ↑インドネシアの人口は2012年で2億4700万人と、世界第4位の規模になる。今回訪れたのは首都のジャカルタ。高層ビルが立ちならび、内部で外車が販売されているような高級モールも存在する。 ──なぜ、こんなに初音ミクを含む日本のポップカルチャーが受け入れられているのでしょう。 渡邉 「'80年代ぐらいから放映していた、日本のアニメにあると思います。当時、アニメを観ていた世代が親になり、その子供も日本のアニメが好き、という状況ですね。例えば、『