先月受賞作が発表された、アメリカ音楽界で最高の栄誉とされる「グラミー賞」。そのノミネート作の中に、注目のジャズ作曲家の作品がありました。ニューヨークを拠点に活動する、挾間美帆(はざま・みほ)さん(33)。曲を聴いてみると、ジャズとクラシックの両方の要素があり、なんともジャンル分けが難しい一方で、誰もが気軽に楽しめるようなメロディーが繰り返され、親しみやすい曲になっています。どのようにして今のスタイルにたどり着いたのか。これからどんな活動をしていきたいのか。挾間さんに話を聞きました。 (科学文化部 飯嶋千尋 / アメリカ総局 波多江麻紀) 「グラミー賞」のノミネート作、「Dancer in Nowhere」。おととし発表した、3作目のアルバムです。挾間さんはこの作品で、「ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム」の部門に初めてノミネートされました。 日本人がジャズの部門でノミネートされるのは、
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