個人情報を預かるオンラインショップの運営においては、セキュリティへの配慮が重要だ。見た目の華やかさだけでなく、正しい設計にも目を配りたい。 「オンラインショップの運営」が企業にとって特殊な業態ではなくなって久しい。これにともない、「よく売れるオンラインショップのコツ」や「オンラインマーケティングの極意」といった情報も、運営者側の関心を呼んでいるようだ。 しかし、オンラインショップの運営においては、マーケティング戦略以上に重要なことがある。取引に際して預かることになる顧客の個人情報の保護や安全なトランザクションの確立、すなわちセキュリティの確保だ。 シマンテックが11月に公表した「オンライン詐欺に関する実態調査」によると、日本のインターネットユーザーは、オンライン取引に関して最も不安に思っている事柄として「インターネット上で入力した個人情報やログイン情報が漏れたり盗まれること」を挙げた。しか
独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)情報セキュリティ研究センター【センター長 今井 秀樹】とヤフー株式会社【代表取締役社長 井上 雅博】(以下「Yahoo! JAPAN」という)は、2006年1月から進めてきたインターネットにおけるセキュリティ強化技術の共同研究の成果として、ウェブでの利用に適したパスワード相互認証プロトコルを開発しました。 本技術は、近年インターネット利用の安全を脅かすものとして社会問題となっているフィッシング詐欺と呼ばれる手口に対して、パスワードや個人情報を詐取される被害を防止するための抜本的な解決策です。PAKEと呼ばれる暗号・認証技術に新たな手法で改良を加え、ウェブの標準プロトコルであるHTTPおよびHTTPSに適用したもので、ユーザーがパスワードでサイトの真偽性を確認できる仕組みを提供することによりフィッシングを防止し
お知らせ: 情報セキュリティ研究センターは、2012年4月1日にセキュアシステム研究部門 (2015-03-31 終了) に改組されました。 2015年4月1日現在、一部の研究は情報技術研究部門に継承されています。 この解説について 目的: フィッシング被害を防止するWebサイト利用手順の確認 著名なブランド名や会社名を騙った偽のWebサイトを作り、人をそこに誘い込んでパスワードや個人情報を入力させてかすめ取る、「フィッシング」 (phishing)と呼ばれる行為がインターネットの安全を脅かしつつあります。フィッシングの被害を防止するには、利用者ひとりひとりが本物サイトを正しく見分けることが肝心です。 しかしながら、どうやってWebサイトを安全に利用するか、その手順のことはあまり広く知られていないようです。技術者達の間では暗黙の了解となっていることですが、市販のパソコンの取扱説明書には書か
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