デザイナー佐野研二郎氏(43)の東京五輪エンブレムに端を発した一連の盗作騒動がいまだくすぶるなか、関連してもう一つの騒動がコンビニを舞台に起きた。東京・小金井市のセブン―イレブンのオーナーが「おでん70円均一セール」の告知用に作製したポップに、五輪組織委員会から「エンブレムに似ているので商業利用はお控えください」と使用許可が下りず。同オーナーはめげずにまた佐野氏関連のポップを発表し、取り下げを余儀なくされるという珍騒動となった。 話題になっているのは、小金井市にある某セブン―イレブンの店内に飾られるはずだった告知ポップだ。おでんダネのちくわ、厚揚げ、大根、こんにゃくを組み合わせ、佐野氏が手がけた五輪エンブレムを見事に“再現”し、ツイッターでおでんセールを告知した大坪正直オーナーはこう語る。 「19日夜に、おでんの写真素材を見ていて、ふとイメージが降りてきた」。完成したポップをツイッターで公