CNCフライス盤による電子基板作成の手順について説明します。 この方法は、カット基板(生基板)に溝を掘り絶縁することで、回路を形成する方法です。 試作や一品物の基板の場合、ユニバーサル基板と手半田で作ることがほとんどですが、 表面実装や高密度実装で、数個を作る場合、 手半田で作るよりCNCフライスで作ったほうが楽です。 しかし、作業手順が多くなるため、簡単な基板を1つだけ作る場合は、 手半田で作ったほうが早く仕上がります。 また、十枚以上など量を必要とする場合は、速度の遅いCNCには向かず、 エッチングしたほうが早くなります。 CNCでの基板作成は、ある程度の規模の基板を作るときにすること。