日本の高度経済成長期にヒットしたテレビアニメ「巨人の星」をインド向けに作り替えた新作アニメのテレビ放送が23日からインドで始まり、人々の心をつかむことができるか注目されています。 インド版「巨人の星」は、経済成長を続けるインドに日本のコンテンツ産業を輸出しようと、大手出版社の講談社などが企画し、現地のアニメ制作会社と共同で制作したもので、大都市ムンバイのスラムに暮らす主人公の少年が、野球ではなく、インドの国民的なスポーツ「クリケット」のスター選手を目指します。 毎週日曜日の朝にインドの娯楽チャンネルで全土に放送されることになっていて、23日第1話が放送されました。 ムンバイのスラムでは子どもたちがテレビの前に集まり、主人公の少年が体を鍛えるギプスを付けてトレーニングするシーンや、怒った父親がコップが載ったテーブルをひっくり返すシーンなどを食い入るように見ていました。 アニメを見た少年は「父