宮崎駿監督(77)にとって「風立ちぬ」以来、5年ぶりの作品で、公開を前に14日夜、東京 三鷹市にある三鷹の森ジブリ美術館で試写会が開かれました。 これまでの手描きに加えて、初めて一部にCGを取り入れたほか、葉っぱを食べる時などのすべての音を、タレントのタモリさんが表現しています。 試写会では、宮崎監督のコメントを美術館の安西香月館長が代読し、「生まれたばかりのちっぽけな毛虫に世界はどう見えているのでしょう。毛虫には空気の粒は見えるのかなぁとか、葉っぱをかじった時はゼリーのような味がするのかなぁとか。それでこんな映画ができてしまいました」などと読み上げました。 宮崎監督は、5年前に長編アニメからの引退を表明してこの作品に専念してきましたが、去年、引退を撤回して長編アニメの製作を再開しています。 「毛虫のボロ」は、日時指定の入場予約制となっている三鷹の森ジブリ美術館で、今月21日から8月31日
本日、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』が日本テレビで放送される。先日のアカデミー賞では残念ながら受賞とはならなかったが、あのピクサーのジョン・ラセターをはじめ、世界が唸った作品がテレビで初放送されるということで注目を集めている。 とはいえ、ラセターも大絶賛しながら「内容はアートだ。アメリカではアート系映画館で公開するべき」と評した本作。日本のお茶の間がどのようなジャッジを下すかは未知数ではあるが、この『かぐや姫の物語』に対し「この映画で泣くのは素人だよ!」と声を荒げた人物がいる。そう、高畑の同志である宮崎駿だ。 このエピソードを披露した人物はスタジオジブリの鈴木敏夫だが、長年の付き合いがある彼でも「(発言の)意味がわからない。じゃあ玄人の映画って何なのと思って」と首を傾げる。事実、宮崎は『かぐや姫の物語』の評価を口にしておらず、それどころか噛みつくような発言しか残していない。たとえば、昨年「
アメリカ映画界最高の栄誉とされるアカデミー賞を選考する、映画芸術科学アカデミーは、28日、世界で高い評価を受けるアニメーション作品を制作した宮崎駿監督に、長年の業績などをたたえ、アカデミー名誉賞を授与すると発表しました。 日本人がアカデミー名誉賞を受賞するのは1990年の黒澤明監督以来、2人目です。 アメリカの映画芸術科学アカデミーは、28日、アカデミー名誉賞を、去年、長編映画の制作からの引退を表明した世界的なアニメーション映画の巨匠、宮崎駿監督など3人に授与すると発表しました。アカデミー名誉賞は、映画界における長年の業績や貢献をたたえるもので、日本人が受賞するのは1990年の黒澤明監督以来、2人目です。 宮崎監督は、数多くのアニメーション映画を手がけ、緻密で繊細な映像表現と独特の世界観が海外でも高く評価されています。 アカデミー賞を巡っては、宮崎監督の作品のうち「千と千尋の神隠し」が、2
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