立命館大学(京都市)は22日、あらゆる機器をインターネットにつなぐ「IoT」のセキュリティーに関する産学協同研究を行う「IoTセキュリティ研究センター(仮称)」を5月にも設置すると発表した。 センターは立命館大の総合科学技術研究機構の中につくる。情報理工学部の上原哲太郎教授(情報セキュリティー)らが研究を主導する。 システム開発会社「アドソル日進」(東京)がパートナーとなり、同社が強みを持つエネルギーなど社会インフラ分野を中心に研究する。特に、企業の持つ重要情報をネットから分離する対策について安全基準の確立を目指す。