あけました。 さて、ときおり、プレゼンテーション・ソフトウェア―マイクロソフト社のパワーポイントが代表的だろうか、以下パワーポイントと表記する―を使っていると「良い授業」、使わずにハンドアウトだけを配布すると「悪い授業」、そのうえ、ハンドアウトにキーワードや図表しか書かれていないと「酷い授業」であるとの評判を聞くことがある。パワーポイントが効果的かどうか、ハンドアウトが丁寧かどうかという項目を学生が回答する授業アンケートの項目に含める大学もあるだろう。 私が長い間気になっている「授業改善」のテーマのひとつが授業におけるパワーポイントの利用についてである。たとえば、1コマ90分前後、ひたすら教室前方の画面に提示される情報(知識?)を追いかけることの是非がわからないのである。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110006487221 丹羽民和・丹羽和子、2007、「パワーポイ