【ニューヨーク共同】グーグルは23日、無料の個人向け「Gメール」で、利用者の関心に合わせた広告表示のために行っていたメール内容の分析を、年内にやめる方針を明らかにした。個人情報の保護を求める声に配慮したとみられる。 Gメールの利用者は世界で12億人以上。グーグルは「Gメール」のほかにも、動画投稿サイト「ユーチューブ」の視聴内容などを分析し、個人の好みに沿った広告表示を行っており、分析手段が断たれるわけではない。米メディアによると、Gメール内容の分析を巡って、グーグルはプライバシーの侵害だとして訴訟を起こされていた。