船橋市西図書館は七日、インターネット上に所蔵資料を無料公開する「デジタルミュージアム」を開設する。同館所蔵品をはじめ、郷土資料館と市教委の資料を含め千点以上をデジタルデータに変換し、閲覧できるようになり、同様のシステムでは国内最大級の公開になるとしている。 デジタルミュージアムは、民間会社が運営する「クラウド型プラットフォーム」と呼ばれるシステムを利用。特別なソフトをインストールしなくてもパソコンやスマートフォン、タブレット端末などで見ることができ、画像を自由に拡大・縮小できる。 西図書館は市や県に関する書籍や自治体が発行する行政資料を収集するほか、古文書約三千七百点、浮世絵などの絵画約七百点、古地図約五百点などを所蔵。今回公開するのは、同館に所蔵されている八百八十三点と、郷土資料館の三百四十七点など。