【ワシントン共同】米海洋大気局(NOAA)と米航空宇宙局(NASA)は18日、2016年の世界の平均気温が観測記録の残る1880年以降で最も高く、平均の最高気温を14年から3年連続で更新したと発表した。両機関は「温室効果ガスによる地球温暖化の傾向は明らかだ」としている。 人為的な温暖化に懐疑的な姿勢を示すトランプ次期政権は、この研究に関連した気候データ取得の取りやめを検討中と米メディアは伝えている。NOAAのディーク・アーント主任は「米国民の利益のために、気候の状況を正確に伝えていきたい」と話した。