【ワシントン=川合智之】トランプ米政権がみせる科学軽視の姿勢が科学界に深刻な影響を及ぼしている。発足から1年が過ぎたが、考えを改める様子はうかがえない。地球温暖化に懐疑的で、専門家の諮問委員を大幅に削減したほか、科学用語の使い方にも介入した。科学界で米国の地盤沈下が懸念されるなか、議会が科学予算を増額するなど、トランプ氏に対抗する動きも出てきた。
【ワシントン=中島達雄】米政府機能の一部停止に伴い、米航空宇宙局(NASA)は1日、インターネットのホームページ閲覧や、世界中の宇宙ファンら約500万人が愛読する人気ツイッターの更新も停止した。 同ツイッターは「ごめんなさい。ご不便をおかけします」などと最後に発信した。 NASA職員約1万8000人のうち仕事を続けているのは、国際宇宙ステーションの管制担当者など約500人だけ。残り97%が自宅待機となった。 メリーランド州のNASAゴダード宇宙飛行センターでは8日、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同開発中の人工衛星の公開イベントが予定されているが、NASAの担当者は「政府機能停止が4日まで続いた場合、(準備が間に合わず)延期せざるを得ない」と話す。
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