プリウスαバッテリーが5人乗りと7人乗りで異なるものが採用されているというのは既報のとおり。 5人乗りにはプリウス同様のニッケル水素電池が、7人乗りにはトヨタのハイブリッドカーとしては初めてのリチウムイオン電池が使われています。 このバッテリーの違いはスペック表には以下のように記されております。 リチウムイオン電池は、56個 容量5Ah(1時間率容量) ニッケル水素電池は、28個 容量6.5Ah(3時間率容量) 乗車定員が異なるといっても基本敵は同じクルマですし、もちろんエンジンやモーターのスペックも共通。なので、電池についても似たようなスペックでなければおかしいのですが、このスペック表の表記からは、かなり異なるものに見えてきます。 まず個数の違い。数だけをみるとリチウムイオン電池のほうが2倍積んでいるように見えますが、これ実は電圧は同じということを示しています。 スペック表には書いてあり
今、注文しても、来年4月以降に納車となりそうなプリウスαです。 その生産台数に大きく影響するリチウムイオンバッテリーですが、現在の生産量は月産1000台程度で、だんだんと増やしていき、ゆくゆくは倍の2000台規模を目指しているそうです。言い換えると月産2000台がプリウスα7人乗りの生産台数にもなるわけです。 トヨタとしても、本格的な量産車に初めて採用したリチウムイオンバッテリーですが、新車時の性能がどれほど維持されていくのか、気になるところです。 そのあたりを、電池材料技術部電池評価解析室グループ長の駒月正人さんにお聞きしました。 「およそ10年くらいかけて、約2割くらいバッテリー容量が下がっていくと言われています。もちろん、使い方によって大きく変わってきますが」とのこと。それじゃ、長持ちさせるような使い方ってあるのか、きになるところ。 「リチウムイオン電池は、外気温が高い状態に放置する
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