USBメモリ経由で感染を広げるUSBワームの被害が止まらない。これはどのようなウイルスなのか、トレンドマイクロのシニアアンチスレットアナリストである岡本勝之氏に話を聞いた。 2008年トップはUSBワーム トレンドマイクロは、毎年1月に「インターネット脅威年間レポート」を発表し、前年1年間に報告された不正プログラム(ウイルスやワーム、スパイウェアなど)の被害報告数を紹介している。2009年1月に発表された2008年版のレポートによると、昨年一番報告が多かったのはUSBメモリ経由で感染を広げるUSBワーム「MAL_OTORUN(オートラン)」だった。